俳句入門~気軽に俳句を楽しもう~(6月~8月)

2018/06/19

市民企画講座「俳句入門」の第1回が、6月9日中部公民館会議室で行われました。講師は、小牧の俳句界の第一人者の安藤秋虹先生です。

最初の挨拶の中で、当日のNHKの俳句講座で出された「初鰹」の4句を話題にし、その解説をしながら知らず知らずのうちに講座に入っていきました。

今日は俳句講座の一回目。「俳句は世界で一番短い詩」と冒頭に語られ、俳句の基本について講義が始まりました。

『五・七・五と季語』、『切れと切字』、『旧かな、新かななどの多彩な表現』について、有名な俳人の句を例に出し、説明を加えていきます。

「同じ読み方でも、使う漢字によって意味が違ってくる」このことも、例を出して具体的に説明していただけるので納得です。お話の中で、「驚き、感動、発見、喜び、悲しみなどを、日常の言葉で表現すればよい」という言葉が印象に残りました。また、ものをよく観察すること、好奇心を持つことが良い俳句を作るうえで大切なこともわかりました。

 

次回までに2句作ってくるという宿題が受講生に出され、会は終了しました。次は受講生の作品をもとに、句会体験をします。