はじめての茶道~一服のお茶で豊かなくらしを~

2018/11/15

市民企画講座「はじめてのお茶 ~一服のお茶で豊かなくらしを~」講座が中部公民館和室において始まりました。

遠州流茶道師範の山下宗紀先生です。山下先生の本講座の目標は、①自宅で簡単にお茶を楽しむことができる②総合文化が集約されたお茶席で、余裕をもって楽しめる所作を身につける、とのことです。

着物を着ていない方は、懐ができるエプロンをつけ、まずは基礎的な知識の説明を受けました。お茶席はサロンの役割がある。相手への心遣いが大切で、所作はそれを形に表したもの。扇の意味と使い方など・・・。

次は、帛紗のさばき方。茶席での動き方、軸・華・お道具の拝見の仕方です。また、茶席内では正面から反対側の足で畳の縁を超す。踏んではいけない。受講生の皆さんは分かってはいるのですが、縁に足がかかってしまいます。気を付けるとずっと下を向いて歩くことになってしまいました。お菓子・お茶のいただき方を練習して1日目は終了しました。

繰り返して慣れることから余裕が生まれる。少し所作を生活に取り入れてみると変わってくるとのこと。箸の持ち方から始めてみましょうか。

次回から、お茶のたて方の実習が始まるそうです。