市民企画講座【歌謡曲と詩吟のコラボ 吟詠歌謡】

2018/12/14

市民企画講座「歌謡曲と詩吟のコラボ 吟詠歌謡」6回講座が始まりました。講師は東雲流吟詠会で研鑽を積まれ、講師歴15年以上の秋山由美子先生です。先生は幾つもの教室を主宰し、講座も積極的に取り組んでいらっしゃる意欲溢れる方です。

今回の講座には、男性5名女性12名の、合わせて17名の方が参加されました。自己紹介では、「三橋美智也のファンなので、」「歌がうまく唄えないので、」「詩吟に興味があって、」と様々な参加理由がありました。

「吟詠歌謡」とは、歌と歌の間に詩吟が入る「古城」「風林火山」のような曲のことだそうです。1回目は、詩吟についての基礎知識や、詩吟の楽譜の見方についての講義がありました。歌については、伴奏が入れば何とかついていけるのですが、詩吟の部分はそうはいきません。初めは起承転結の意味を考える余裕はありません。しかし、秋山先生の「ミ」が基音。基音から、「平音 高音 中音 下音」と変化させる。母音の部分を延ばす。と丁寧な指導があり、繰り返しているうちに、何とか受講生の皆さんの顔にも少しずつ余裕が見られるようになりました。

2時間の声を出し続けると気力と体力も限界。次回は「おおゆり」をものにしようと期待しつつ今回は満足して終了しました。