笑う門には福来たる おいしく楽しく歯(し)あわせ講座

2020/09/18

    
 
本日の講座「笑う門には福来たる おいしく楽しく歯(し)あわせ講座」の講師は小牧市保健センター歯科衛生士の反橋先生と栄養士の前田先生でした。
 
歯を大切にしよう!という話かと思ったら、歯が大切なのはもちろんだけれど、なくなった歯を悔やんでも仕方ない、義歯でも合っていれば十分。
それよりも、口で食べることが大切、食べられるものを減らさないことを大切に、との話に、既に義歯やインプラントを入れている皆さんの聴く雰囲気が変わりました。
 
健康でいるために高齢者は「口腔ケア」が必要。
「合わない義歯で我慢をしている」「人と話す機会が少ない」「よくむせる」「硬いものを食べない」、のは要注意とのこと。
思い当たる方はうなずきながら聴いていました。
 
また「やせてきたら要注意!」。あなたはフレイル(低栄養)かも?
体や心の変化で高齢になると嗜好が変わり、食べる量も減ってくるそうです。
しかし、十分な栄養を摂って、身体機能の低下を抑制することが重要とのことでした。
 
首・のど・舌・頬の体操も教えていただきました。
誤嚥(ごえん)性肺炎を防ぐためにも、高齢者はのどや舌の筋肉を鍛えた方が良いそうです。
 
講座後には幾つもの質問が出て、食や健康に関心が高いことがわかりました。
再確認できたことや新しく知ったことがたくさんあり、学びの楽しさを再発見できた講座になりました。