市民企画講座 「自分で簡単にできる足もみ健康法」第1回

2021/06/29

足もみの歴史は古く、エジプトの壁画にも似たものがあるそうです。仏様の足裏に模様が描かれたものを見たことがある方もいるのではないでしょうか。

足裏には反射区というツボのようなものがあり、身体の器官に対応しているそうです。足をもむことで老廃物を流し、きれいな血液にします。その血液が体中を循環することで健康に導くというのが足もみ健康法です。

足もみ棒という掌で包み込めるほどの棒を握り、早速足もみ開始。まずは、足裏の中央(腎臓)から、力を入れてかなり深く押し込みます。「痛い」「あいたたた・・」あちこちから、悲痛な声があがります。講師が順に回り、押し方、深さなどを確認します。次に輸尿管・膀胱と器官に合った反射区を押していきます。詰まっていると、ゴリゴリとした感覚がわかるそうです。左足だけをもみ、背中で腎臓を確認します。トントンとたたいてもらうと、右と左で音が違う!全員がうなずきました。足もみで老廃物がうまく流れた方は澄んだ音がするとか。

続いて、指を一本ずつもみ、足の上半分をもみ、かかとをもんでいきます。今回の受講者は、皆さん身体が柔らかいようで、足を引き付けて上手にもんでいます。講師からもみなさん上手ですねとお褒めの言葉がありました。足裏がうっすらピンク色になったのは、血流がよくなった証拠。途中で、身体の左側と右側を比べて、もんだ左側が柔らかく、可動域が大きくなったことを確認します。受講者から「左が柔らかい」「すごい」「へえ~」と感嘆の声。

毎日続けると、痛みがなくなり、身体の調子も整ってくるそうです。白湯を飲み、1回目終了。皆さん、足もみの良さを実感して帰られたようです。