市民企画講座「トランプ手品入門」 第1回

2021/06/29

赤い袋の中にスカーフをいれたと思ったら、袋は赤いジャケットに。

「おっ!」の声とともに『トランプ手品入門』講座が始まりました。まず基礎知識として、トランプの山の「トップ」と「ボトム」。シャッフルの方法で、一般的なのが「ヒンズーシャッフル」など。家に帰ったら人に伝えたくなる用語を学習し、いよいよ実践の始まりです。

「4A(フォーエース)」 ストップをかけられた後、下に置いたカードを4つの山に分ける。すると一番上のカードがすべてA(エース)になる。自分の席で見ていた方たちも思わず立ち上がり、「おーっ!」の声が自然に湧き上がる。一呼吸おいて、「自分たちもできるようになるのかなあ。」のつぶやきが。やり方のポイントを教わり、各自練習。あちこちから「できた。できた」の声が。

次は「A(エース)は知っていた」。いくつかの山から4つの山を選び、A(エース)を乗せてもらう。エースを乗せていない山のカードをすべて回収し、その枚数の合計を当てるというもの。ここでも、「えーっ。そんなことある?」の声が自然に出てくる。やり方のポイントを教わり、各自練習。うまくいかないときには先生にチェックしていただく。「ジョーカーをいれたままではうまくいきません。」「カードを上に重ねるか、下に重ねるか注意して。」のアドバイス。注意点が分かり、みんなうまくできる様になりました。

印象に残った先生からの金言:

「家に帰ったころにはうまくいかなくなる」なんてことはよくある話。人に見てもらう前に復習しておくことが大切。

「マジックはお客相手。お客との掛け合いが大切。黙ってやっていても面白みがない。」

まずは復習をし、さっそく試してみたくなる講座で、次回も楽しみです。