令和3年度ゆうゆう学級 ~私らしく生きる~

2021/08/19

本日は、シオン倶楽部から、終活カウンセラーの資格をもつ渡邊さんにきていただきました。

終活とは葬儀のこと?ではなく、<終活=人生の終焉を考えることを通じて自分を見つめ、今をよりよく、自分らしく生きること>ととらえ、来し方を振り返り、これからの人生を安心して、自分らしく生きることに重きを置いた内容でした。

平均寿命の延長とともに健康寿命も延びているそうです。それでも私たちは約10年間、日常生活に制限のある生活(つまり介護の必要な時期)を余儀なくされるようです。それに合わせ、事前に物の整理(断捨離)、財産・介護・葬儀等について家族としっかり話し合うことが必要であると、話を聞いて実感しました。

後半は、小牧市が配付している「わた史ノート」(福祉部地域包括ケア推進課作成)をもとに、自分で少しずつ書き込みながら、これまでの人生の苦労や楽しかったこと、いきいきと過ごした頃のことに想いをはせました。

葬儀の際に、核家族で伝えるべき連絡先がわからない、あるいは家族葬だったため、知人の死を知らず、後で悲しい思いをしたなど、葬儀に携わる方ならではのエピソードを聞き、参加者がうなずく様子が見られました。

これからの人生を自分らしく、安心して過ごすための方策をたくさんいただいた講座となりました。

なお、わた史ノート(小牧市版エンディングノート)は市内各施設で配付されています。小牧市ホームページでご確認ください。