市民企画講座 糸かけ曼荼羅(まんだら)アート

2021/11/19

 

11月16日から3回講座『糸かけ曼荼羅アート』が始まりました。

本日の課題は「リズムかけ」。23本の釘を円形に打ち込んだ15cm四方の板に色糸をかけて作品にしていくものです。基準の釘からスタートし、右回りに11番目ごとの釘に糸をかけていきます。基準の釘まで色糸をかけ終えたら1周完了。

今度は基準の釘から10番目ごとに糸をかけていく。終わったら9番目ごとに、8番目ごとにという要領でどんどん糸かけ作業を進めていきました。

11番目ごとというのは直径に近い線となるため、円の中心部分にも模様ができますが、1番目ともなると円周に近くなるため、外側にしか模様はできません。いいかえれば、円の中心からだんだん円の外の模様をつくっていくことになります。

そこで、一番の悩みは何色の糸で始めて、どんな配色にしていくかということ。同じように糸かけをしていても色の違いで全く別の作品となることが分かりました。途中で周りの方の作品を見ながら配色を工夫して糸かけを進めました。

 

最後に出来上がった作品を並べての鑑賞会。最後の仕上げをして次回に持ってくることになりました。「色の選び方のコツは?」の質問に「納得ができなかったら何度でもやり直しがきくので試してみること。そのうち、糸が呼んでくれるようになりますよ。」とのアドバイス。集中して作業をすることで、気持ちをリフレッシュさせてくれる特別な時間となりました。