令和3年度公民館ゆうゆう学級「己書 もとちゃん道場(筆文字を楽しむ)」

2021/12/09

今日は、己書師範である本先生に来ていただき、筆ペンを使って、絵と書をかきます。筆文字ということで、書道を想定していた参加者は、「え~!絵を描くの?」とびっくり。

おっかなびっくり筆ペンで、黒丸や横棒、縦棒の練習から始めました。

講師からは、「勢いが大事!!シューッ、シューッと言いながら、書くといいですよ」とアドバイスされ、あちらこちらから、シューッの声が聞こえてきます。とても真摯な皆さんです。

基礎練習が終わったところで、手本を見ながら、「あ・り・が・と・う」と書いてみました。絵のような文字のような楽しい書体の、個性的な「ありがとう」ができあがりました。どう書いても、なんとなく様になるのが己書の良い所です。講師が回りながら、「いいですね~!素敵ですよ」と上手にほめてくださるのでその気になります。参加者は、うれしそうに筆を進めていきました。

パステルで色を付けてから和紙のはがきに書いてみると、素敵な作品になりました。どの作品も、誰に出そうかしらと思える出来栄えです。

次は、来年のカレンダーを作りました。めでたい鯛の絵や来年の干支のトラの絵の手本を見ながら、筆ペンで描いていきます。

勢いの良い鯛ができあがりました。トラは顔を描くのは難しいので、丸にしっぽを描いて、トラ柄を描き入れます。大きな丸に小さな丸、並べて書けば、トラの夫婦か親子のようです。同じように、パステルや絵の具で色付けしていきました。1年間飾れる作品のできあがり。

たくさんの手本をいただいたので、家に帰ってからも続きが楽しめそうです。「年賀状にもいいわね」との声が聞こえてきました。

今年も残りわずか、元気に健康に、寅年を迎えたいですね。